くせ毛の原因と構造

イントロダクション ひとくちに  くせ毛と言っても、くせの強さやタイプはさまざまです。

 生え際だけの部分的なくせ毛や、ゆるくうねる程度のくせ毛もあれば、縮れたような強いくせ毛もあります。

 くせの現れ方にしても、小さな頃からくせ毛だったという人もいれば、思春期の頃からだんだんとくせが強くなったという人もいます。

 人によって様々に異なるくせ毛ですが、最近では日本人の多くが何らかの髪のくせに悩んでいるそうです。

くせ毛の原因

 直毛のイメージが強い日本人にくせ毛が増えてきたことには、食事や生活習慣の変化による頭皮への悪影響、パーマやカラーによる髪へのダメージなど、色々な要因があるといわれています。

 ですが、くせ毛の原因として最も多いのは遺伝によるものです。両親のどちらか、もしくは両方がくせ毛である場合、その子供はかなり高い確率でくせ毛となる傾向にあるようです。

 昔は直毛だったのに思春期の頃からくせ毛に変わったという例なども、遺伝により潜在的にくせ毛の要因を持っていたため、成長期のホルモンバランスの変化などによりくせが発現したと考えられています。

構造

 では、実際にくせ毛の構造はどうなっているのでしょうか?

  くせのある髪に共通して言えるのは、頭皮のなかの毛穴やその奥にある毛根の位置そのものが曲がってしまっているということです。

 髪が作られる部分が曲がっていることで、そこから生まれる毛髪にもゆがみが生じ、それがくせ毛となるのです。

 このようにして生まれてきたくせ毛の断面は、直毛が円形であるのに対して楕円形などひずんだ形となっています。

 その髪内部の構造としては、タンパク質の結びつきが歪んだり、タンパク繊維が均一でないといった現象が起こっているものと考えられています。

 髪はその表面から、キューティクル、コルテックス、メデュラの3層で構成されています。

髪の8-9割を占めるコルテックス

 このうち髪の8〜9割を占めるのが2番目の層コルテックスで、軟らかく水分を吸収しやすいオルトコルテックス(O−コルテックス)と、硬く水分を吸収しにくいパラコルテックス(P−コルテックス)という2種類のタンパク質からなっています。

 これら2つのコルテックスが毛髪断面において同心円状に均一に存在しているのが直毛で、不均一に偏って存在しているのがくせ毛です。

 梅雨時などに髪が湿気を含んで膨らんだりうねりが強くなるのも、この親水性の異なる2種類のコルテックスが毛髪内でスパイラル状に偏在することによるものだと考えられています。

 また、たんぱく質の結びつきが歪んだ構造とは、P−コルテックス内に多く含まれているフィブリルという物質どうしをつなぐシスチン結合(S=S結合)の歪みをさしています。

 たんぱく質の偏在によりフィブリル自体が変形していることもあり、このシスチン結合がボタンを掛け違えたようにずれてしまっているため、毛髪に歪みやうねりが出るとされています。

 ストレートパーマではこのシスチン結合を切断し(歪んだフィブリルまでも伸ばして)正しい位置で再結合させることで、ストレートヘアを実現するしくみとなっています。

くせ毛の対策方法は?

 以上のことから、生えてくる毛髪そのものをくせ毛から直毛へ変えるような根本的な対策は、現在のところ存在しません

 少しでもくせが扱いやすく改善されるよう、頭皮と毛穴を健康に保ち、生えている毛髪に対してくせ毛の構造に合った施術やケアをしていくことが、最善のくせ毛対策と言えるようです。

くせ毛のトリートメント選び

 トリートメントの目的は、パーマやカラーで傷んだ髪に外から栄養を与えることです。リンスやコンディショナーが髪表面を薄い皮膜で覆って保護するのに対して、トリートメントはリンスよりも効果的な成分が髪内部にまで浸透し、髪のダメージを補修・保護するのが特徴です。
くせ毛のトリートメント選びの続きを見る


【その他、美容関連サイトの紹介】

毛穴対策、毛穴の黒ずみ、化粧品
毛穴の黒ずみが気になる方、お悩みの方のための化粧品の紹介

大人にきび治療とケア@ニキビケア化粧品の紹介
なかなか治らない大人ニキビの治療方法とケア方法の紹介

美肌のためのスキンケア化粧品
永遠のテーマである美肌になるためのスキンケア方法の紹介