くせ毛と美容師の関係

 女性にとって、いい美容師との出会いは人生の宝です。大袈裟なようですが、自分の髪質を理解し、スタイルの好みまで把握したうえで適切なアドバイスをくれるような美容師がいるとしたら、こんなに心強いことはありません。くせ毛に悩む女性であれば尚更でしょう。

  私自身、軟らかくコシのないくせ毛に長いあいだ悩んできました。髪が細くて痛みやすいためストレートパーマに頼るのではなく、くせを活かしたヘアスタイルはないものかと常に試行錯誤していました。

 そんな私の気持ちを理解し、くせ毛だからこそ出来るヘアスタイルがあるのだと教えてくれた美容師がいました。部分によって違う私のくせの出方まで把握していた彼は、私の好みと自分の意見をうまく調和させて、いつも満足できるヘアスタイルに仕上げてくれました。

 自宅でのスタイリング方法についても熱心に指導してもらったおかげで、日によって出来上がりのニュアンスが違うことさえ楽しめましたし、周りの友人は私が絶妙なくせ毛風パーマをかけていると思っていたようです。

 引越しで通えなくなるまで3年近く担当してもらいましたが、そのあいだストレートパーマは一度もかけることはありませんでした。

  それから今の美容院に落ち着くまで何軒かの美容院を試しましたが、つくづく美容師との相性の大切さを感じました。くせ毛に悩む人にとって相性の良い美容師とは、ずばり「自分のくせ毛を理解しようとしてくれる美容師」です。

美容師選びの条件

 「自分もくせ毛なんで・・・」という美容師であればかなり期待できますが、結局は美容師としての熱意があるかどうかではないでしょうか。具体的には次のような行動になって現れるはずです。

カウンセリングに時間をかけてくれる

 初回は特に、どのようなくせ毛なのか、髪の痛み具合はどうなのか、普段どのようにスタイリングしているのか・・・といった状態把握に時間をかけてくれる。希望するヘアスタイルについても充分に確認してくれる。

自分の意見もきちんと言ってくれる

 希望するヘアスタイルについて、出来ること・出来ないことをきちんと説明してくれる。そのうえで、どうすれば希望に近づけるか提案してくれる。

事前に施術方法を伝えてくれる

 実際の施術に入る前に、どうゆう手順で何をしていくのか説明してくれる。パーマやトリートメントの効果についても説明して安心させてくれる。

仕上げに時間をかけてくれる

 仕上がりについて客が満足しているか、きちんと確認してくれる。満足できない場合は調整に応じてくれる。

  ただ、所属する店の経営方針のなかでその熱意を発揮してもらえるには、必然的にある程度のリーダー的地位にある美容師かオーナー美容師でなければ難しいでしょう。そのような美容師と出会える確率は、小規模でこだわりある美容院のほうが高いようです。

客の私達にも努力が必要

  一方、客の側にも努力が必要です。特にくせ毛は人によって千差万別ですから、自分の髪のことを積極的に伝える努力が必要です。

 また、こうなりたいというヘアスタイルは言葉で説明するより、ヘアカタログなどで視覚的にイメージを伝えるほうがスムーズです。

 そのうえで、具体的な注文はどうしても譲れない点だけにして、後は美容師にまかせるほうが全体としていい出来上がりになる場合も多くあります。

 最初から最後まで雑誌を読んでいるのではなく、普段くせ毛で悩んでいることなどを相談すれば貴重なアドバイスがもらえるうえに、自分のくせ毛の特徴をより深く理解してもらえます。

 そうゆうコミュニケーションが、自分にとって相性の良い美容師を作っていくことにつながるのではないでしょうか。

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