くせ毛のドライヤー選び

 これまでドライヤーは、どちらかというと髪にとって良くないものだとされてきました。

 髪の水分を奪い乾燥させるため、ドライヤーを使い過ぎると髪が痛んでしまうというわけです。

 ですが、濡れた状態の髪は乾いた状態に比べてとても痛みやすく、頭皮に雑菌も繁殖しやすいため、髪のためにはドライヤーを使って早く乾かしてあげるほうがいいのです。

  特にくせ毛の場合、タオルドライだけの自然乾燥では思うようなヘアスタイルがつくれません。

 それどころか、何もせずそのまま髪が乾くことでくせが強く出たり、パサついて広がってしまうこともあります。ドライヤーの熱を当てながらブローすることで初めて、くせをのばしツヤを出すことができるのです。

  とはいえ、乾燥しやすく痛みやすいくせ毛にとってドライヤーは、選び方・使い方を間違えるとますます髪のダメージを増幅させてしまいます。

 ここではまず、髪に優しく、くせ毛を扱いやすくするドライヤーの選び方について考えてみました。

マイナスイオンドライヤーを選ぶ

 CMなどでもすっかりお馴染みのマイナスイオンドライヤーです。マイナスイオンを発生させるドライヤーで、髪がしっとりとまとまりやすくなると評判です。

 プラスに帯電しやすい髪にマイナスイオンが付着してこれを中和することで、静電気をおきにくくしたり、雨の日のまとまりにくさを解消するというのです。

 またマイナスイオンにはキューティクルを滑らかにする効果もあるため、手触りの良いツヤのある仕上がりになります。私もナショナル製のイオンドライヤーを使用していますが、確かにツヤも出ますし、仕上がりの良さは普通のドライヤーとは比べ物になりません。

  くせ毛にとってさらに嬉しいのは、マイナスイオンの水分量が髪内部を潤すことで乾燥を防ぎ、外気の湿気の影響を受けにくくしてくれるという点です。

 私の場合、マイナスイオンドライヤーでブローしても雨の日はやはりうねりが出てしまいます。

 ただ、うねりの出方が以前よりも軽減され、ヘアスタイルのもちは格段に良くなったと感じています。

 使う人によっても、また製品の特徴によっても使用感に差は出ると思いますが、通常のドライヤーに比べてオーバードライの危険が軽減するというだけでも、乾燥しやすいくせ毛にとっては嬉しい性能です。

マイナスイオンの発生方法に注意

 ただドライヤーを選ぶ際には、マイナスイオンの発生方法に注意が必要です。

 安価なものなかには、トルマリン鉱石などを練り込んだだけの表面的なイオン加工で「マイナスイオンドライヤー」を語る商品もあります。

 長期間マイナスイオンの効果を継続させるためにも、マイナスイオン発生装置を内臓したタイプを選ぶことが必要です。

 また、最近ではマイナスイオンの発生量が多いもの、マイナスイオンよりもさらに粒子の細かいイオンを発生させるものなど、より高機能な商品が発売されています。

 一頃に比べると、マイナスイオンドライヤーの価格も随分と手が届きやすいものになってきました。

 ですが先述したように、安価なもののなかにはその効果が疑われるようなものも多くあります。かといって、高機能なプロ仕様のものは現在でも大変高価です。

 間違えてはならないのは、高価なマイナスイオンドライヤーを使っているからといって、くせ毛そのものが治るわけではないということです。

 ただ、乾燥しやすくからまりやすいくせ毛にとって、髪に大きな負担をかけるブロー工程でこそ、少しでも髪に良いとされるものを取り入れてみる価値はあると思うのです。

 価格と相談しながら自分の納得できるドライヤーをチョイスしてください。

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